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人生の親戚 大江健三郎

人生の親戚 (新潮文庫)人生の親戚 (新潮文庫)
(1994/07)
大江 健三郎

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最初の50ページぐらいまでは今まで見たこともないくらいに面白かった。後半200ページはつまらなかった。ところでこの小説では知的障害者の兄と下半身不随の弟が出てきて、兄が先にがけから飛び降りその後を追うようにして、弟が車椅子ごと飛び降ります。

このシーンを読んだとき私は知的障害者の兄が誤って崖から落下して、それを見てなんともいえない気持ちになった弟が後追い自殺したと感じたのですが、この小説の中では二人とも自殺ということで話が進んでゆきます。

自分的には知的に障害を持った青年が崖から落ちて、それが自殺だとは考えないのだけれど、小説の中ではまったく自殺か事故か検証されぬまま話が進んでゆくところがなんか変だと思いました。
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人生の親戚
大江健三郎

大江健三郎 芽むしり仔撃ち

芽むしり仔撃ち (1965年) 芽むしり仔撃ち (1965年)
大江 健三郎 (1965)
新潮社
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疫病により村に閉じ込められた鑑別所の少年たちが自分たちで暮らそうとするが、村に人が戻ってきてしまうという話。

題名は村長がいった自分たちは百姓だから悪い芽は早いうちに摘み取るといったことからきている。

この世に生まれてしまったからには世間の人たちに受け入れられるようにしていかなければならないけれどなかなかそうは行かない人たちのことを書いているのだと思いました。
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大江健三郎
芽むしり仔撃ち

大江健三郎 万延元年のフットボール

万延元年のフットボール 万延元年のフットボール
大江 健三郎 (1988/04)
講談社
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友人が自殺した翻訳家の主人公と若者たちのカリスマ的存在になっているその弟が故郷に帰ってそこでいろいろある話。主人公と弟の会話が緊迫感があって不思議な面白さだった。抱擁家族の主人公とその妻の会話に少し似ている感じがした。常にけんか腰なところが

この小説中で弟が本当のことを言おうかという場面が出てきます。
確かそれに続く会話は本当のことを言って自殺もせずにいられる人間がいられるだろうかと弟がいい。それに対して兄は作家はどうだい?と返していました。なんかこのシーンだけでも読んで得をしたというかそんな感じがしてよかった。

しかし弟が言おうとしていた本当のことお言うのは対して驚くようなことじゃなかったのががっかりでした。ひっぱるだけひっぱりやがって。
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万延元年のフットボール

大江健三郎 不意の唖

米軍の通訳が町を訪れ川遊びをしている最中に靴が盗まれます。

以前大江健三郎の初期作品は閉じ込められた状態を表していると書きましたが、もう一つ傾向があるような気がします。

おそらく死者の奢り・飼育に収められている話は社会通念上の善に対して疑問を投げかけているように思います。
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不意の唖

大江健三郎 飼育

黒人兵の乗った飛行機が村に墜落し県から連絡が来るまで黒人兵を飼えという指令が来るというお話。

ネタばれするのであまり詳しくかけませんが後半では主人公が羞恥心を感じている描写があります。この羞恥心は何なのか私の世代ではよく理解できないと思われます。

中盤あたりとてもおもしろいですが純文学作品なのでもちろん私が期待するような展開にはなりませんでした。
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飼育

大江健三郎 他人の足

下半身不随の少年少女が入院していて、鬱屈とした病院にポジティブな学生がやってくるという話です。

後書きによれば芽むしり仔撃ちまでの大江健三郎の作品は「監禁されている状態、閉ざされた壁の中に生きる状態を考えること」が主題だそうです。

この作品もまさにそんな感じです。
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他人の足

大江健三郎 人間の羊

酔った外国兵にナイフを突きつけられバスの中でズボンを脱がされて四つんばいの状態にさせられた男とそれを見ていて告訴するように勧める男の話。

性的なことではないが僕もこんな辱めを受けさせられたことがありその日一日バッドな気分ですごしたことがあります。

善人ぶった傍観者の男は執拗に告訴を勧めてきて、そっとしておいてほしい主人公の気持ちをまったく考えようとしません。ラストはまったくおかしなことになってしまいます。

寓話としても残りそうな話だと思いました。

追記

後書きを見たら江藤淳さんも寓話的な印象をこの作品に与えていると書かれていらっしゃいました。少しうれしい
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人間の羊

大江健三郎 死者の奢り

死者の奢り・飼育 死者の奢り・飼育
大江 健三郎 (1959/09)
新潮社
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死体洗いのバイトをする学生の話です。

僕には著者がどういう思い出この作品を書いたのかよくわからないです。


世の中への不満をぶちまけたわけでもないですし、ストーリーを楽しむものでもないと思えます。また後で読んでみたいと思います。
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死者の奢り
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