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![]() | 虹の彼方に 高橋 源一郎 (2006/11/11) 講談社 この商品の詳細を見る |
最近小説を読みきれていなかったが最後まで読みきることができた。それだけ意味が取れていないということなのだろう。
高橋源一郎の小説には必ず子供と大人の問答のシーンが出てきてなんだかよく分からないまま終わってしまうのだけれど読んでいてほのぼのした気分になる。そしてラストシーンの文章は平易だけれど意味が分からなくてそれでいて癖になる不思議な小説を書く人だと思う。
![]() | 一億三千万人のための小説教室 高橋 源一郎 (2002/06) 岩波書店 この商品の詳細を見る |
小説があまりにもわからなかったので、小説について書いた本を読んでみた。つまるところ小説というのは、普通の人の見ている見方とは違う見方をしているわけであって、どんな小説でもそのことを念頭に読んでみようと思う。
![]() | ジョン・レノン対火星人 高橋 源一郎 (2004/04) 講談社 この商品の詳細を見る |
難しい全共闘について勉強しなければならぬ。
本人曰く文学などひとかけらもない戦争でデビューしたかったのことです。
内田樹氏の解説によれば暴力的なものとエロスが主題の小説であるとのことです。
ウラジーミル・ナボコフ 「 魔笛 」 パパゲーノ クラーゲの論理学
プレオブラジェンスキイ ブハーリン ニジンスキイ ヴァレリイのカイエ マルクス エンゲルス 志賀直哉 落合恵子寺田徹 ボリス・ヴィアン アジェンデ政権 クリスチーネ・カウフマン シュンペーター 景気循環の動態学 ヌウィディ・ヌウェバ ヘーゲル 小林秀雄 ジェイムス・ジョイス フィネガンの勃起 手塚富雄 ゲオルゲ リルケ たかむらこうたろう アロン・ロブ・グリエ ノーマン・ヘイラー 野間宏 サガン テータム・オニール モーゼ テイミイ ジルベート・コクトー パタリロ ジャクリン・ビセット マウリツィオ・ポリーニ ホークライン 中也サー。チャールズ・レスター ベッカリーア
![]() | さようなら、ギャングたち 高橋 源一郎 (1997/04) 講談社 この商品の詳細を見る |
難解だとされるが、文学青年共通の問題にも取り組んでいる。
詩の教室の先生が主人公です。文脈とは関係あるとは思えない名詞がたくさん出てきます。
第一章は「わたし」とソングブックの娘のキャラウェイが死んでしまいます。
第二章では私と詩の教室の生徒とのやり取り。
第三章はギャングが死にます。あまりにも難しい屁理屈としか捕らえられない、説明がありわけがわからない。
エピローグとその前のページは朗読したくなります。なんだか不思議な気分になります。
最後にギャングは自分が詩人ではなくギャングであることを自覚して死んでゆくけれど、腐らないはずのギャングの体は腐ったので結局は主人公は詩人であったということになります。
言葉の世界に戻ってゆきたかった無名時代の高橋源一郎がこの作品を通じて、再び言葉の世界に戻っていけたらいいという思いを込めて書いたのだと思いました。
詩を読んでいなければわからない小説だと思います。詩を読まなければならない。トーマス・マンぐらいしか読んだことある人がいませんでした。
作者いわく曰く優しく、単純で、詩のいっぱい詰まった文学に満ちた作品とのことです。
ディケンズ オリバー・ツイスト
トーマス・マン ファウスト博士
オウィディウス








