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関川夏央 本よみの虫干し

本よみの虫干し―日本の近代文学再読 (岩波新書)本よみの虫干し―日本の近代文学再読 (岩波新書)
(2001/10)
関川 夏央

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ラディゲの項より引用

戦後の青少年の精神の真相にいまだ、文学と天才と夭折は無垢で世の中と凡人と健康は不潔と断ずる大正以来の空気が底流していたからである。



小熊英次も民主と愛国の中で大正教養主義の分析をしていたが関川とは逆で批判的な書き方をしていた。というのも小熊は大正教養主義を知識人の上からのものいいだと感じていたようだった。私も小熊説に共感していたが、関川のような見方もあるのだと知った。
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関川夏央 おじさんはなぜ時代小説がすきか

おじさんはなぜ時代小説が好きか (ことばのために)おじさんはなぜ時代小説が好きか (ことばのために)
(2006/02)
関川 夏央

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本書は時代小説が、テーマです。

近代文学はサラリーマンを見下す。生活を見下す。これは著者と私にとって共通の認識です。

文学作品を読んでると慰安にはなりますが、それだけでは物足りない気がします。

生活している時間のほうが、本を読んでいる時間より長いのですから、生活を見下してばかりいたら、自分の人生を否定することにもなるからです。

著者は漫画原作もしている方ですから、文学というより、もっと幅広い活動をなされています。そんな著者は時代小説も好きなようです。

時代小説の特徴とはなにか、著者の言い分では、近代文学に書かれていない、義理や人情といったものが書かれているということです。

アウトサイダーにもたまには救いの手が伸びてくることがあります。それを無碍に拒絶しているばかりのアウトサイダーというのは実はとても少ないのではないか、少なくとも私自身は義理人情に少しばかりの慰安を感じます。著者はそれを大事にしなさいといっているように感じました。

進歩、努力を伴わない個性の否定、橋本治似たような考え方をしています。

ただ、現在の若者がきらいだとかいったような感じは少しもなく著者の書籍の中でも割と読みやすく書かれているので読みやすい、藤沢周平とか山本周五郎とか読んでみたくなりました。

豪雨の前兆 関川夏央

豪雨の前兆 (文春文庫)豪雨の前兆 (文春文庫)
(2004/02)
関川 夏央

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僕は1969年に大学生だった人たちの本を読むことが多いのだけれど、そういう人たちはあまり大きな声で、昔はよかったとは言明しないのだけど関川夏央は昔はよかったって結構強く言っている。そういう偏っているところがいいと思った。このエッセイもちょっといやだけど癖になる文章でいいと思いました。

内容は明治時代の文豪たちについて語っているものが多かった。すごく昔の通俗映画的なものの紹介していて、自分が接してきた作品への愛がかんじられていいと思った。

関川夏央 退屈な迷宮

退屈な迷宮―「北朝鮮」とは何だったのか 退屈な迷宮―「北朝鮮」とは何だったのか
関川 夏央 (1996/03)
新潮社
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この本では北朝鮮がどれだけひどい国かを暴き出そうとしているが。そもそも自分は昔の新聞や偉い人たちが北朝鮮のことを好意的に報道していたということ時代知らなかった、そのような状況の中で北朝鮮がとてもよくない状況にあることを自分の目で確かめて文章にするだけでもすごいと思いました。
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