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長嶋有 猛スピードで母は

猛スピードで母は 猛スピードで母は
長嶋 有 (2005/02)
文藝春秋
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表題作とサイドカーに犬の二本立て

猛スピードで母ははバツイチの母親とその息子の話です。

母子家庭特有の親子の愛情のようなものが描かれています。優しい母親というよりは豪快な母親に描かれていますが、とても深い愛を持っていると思いました。それでいてとてもかっこいいです。ラストシーンがジーンと来ます。

読書初心者ですがそろそろ好み傾向が出てきたように思います。


サイドカーに犬は一ヶ月だけうちに来た父の愛人のことを振り返る作品ですが、とても良い作品だと思いました。僕的ハイライトは洋子さん(愛人)が突然泣き出すシーンです。

ところどころに作者の好みの音楽やら本やらが出てくるのでメモします。

戦争映画 トーチカ 惑星ソラリス
バンド ブルーオイスターカルト RCサクセション
本 太宰治 ヴィヨンの妻 芥川龍之介 芋粥 トロッコ

長嶋有さんの作品はとてもキュートだと思います

追記

サイドカーに映画が映画化されるようで最近検索で来る人が多いです。


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長嶋有
つげ義春
猛スピードで母は
竹内佑子

舞城王太郎 熊の場所

熊の場所 熊の場所
舞城 王太郎 (2006/02/16)
講談社
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クラスメイトが猫の尻尾をランドセルに入れているところを目撃してしまった主人公がその子に近づき興味を持つという話です。

テーマは誰でも自分に恐怖を与えている場所にちゃんと戻らないと、恐怖は一生ついて回るということです。

自分にもそういう場所があるかどうか考えさせられました。

島田雅彦 僕は模造人間

僕は模造人間 僕は模造人間
島田 雅彦 (1989/10)
新潮社
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生意気な主人公が生まれてから大学生になるまでの話。

僕は主人公は模造人間ではないと思います。そして島田雅彦もかなりの変わり者で完全にオリジナルだと思います。なぜ主人公が自分のことを模造品だというのかがよくわからなかったです。

大江健三郎 死者の奢り

死者の奢り・飼育 死者の奢り・飼育
大江 健三郎 (1959/09)
新潮社
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死体洗いのバイトをする学生の話です。

僕には著者がどういう思い出この作品を書いたのかよくわからないです。


世の中への不満をぶちまけたわけでもないですし、ストーリーを楽しむものでもないと思えます。また後で読んでみたいと思います。
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大江健三郎
死者の奢り

中上健次 十九歳の地図

十九歳の地図 十九歳の地図
中上 健次 (1981/06)
河出書房新社
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一番はじめの出来事、十九歳の地図、蝸牛、捕陀落の四作からなる短編集。


一番はじめの出来事友達と一緒に秘密基地を作る小学五年生の話です

友達の中には朝鮮人もいて、主人公は義父と一緒に住んでいます。

僕にはその種の不幸体験ははなく、当事者の気持ちを感じることは難しいけれどラストシーンなどではその屈折した気持ちが表されていることなどが感じ取れます。

 主人公は自分のやっていることを嘘うそしいといっているし、家族全員が演技をしているように感じられるという描写もあるので、主人公はそういう風に考えないと耐えられないような状況にあるのではないかと思いました。


十九歳の地図
19歳の予備校生がいろんなところにいたずら電話を掛ける話です。

主人公はかなり自分の今の状況に近いかもしれません。

解説によるといたずら電話は他者との関係を築きたがる主人公の他者に対する愛だとなっていますが。本当にそうなのか少し疑問に思いました。

主人公が成長し過去を振り返ればそうかもしれませんが、主人公の行動はこの時点では憎悪からくるもののような気がします。


蝸牛

ヒモと女と女の子の話です

やはりこの作品も鬱屈としています。

人生やり直しが利かないから生きていてもしょうがないというようなことは僕も毎日考えています。

五体満足に生まれてきておいてこんなことをいうのはよくないかもしれないけど、やはり五体満足だけでは生きていけないのです。


捕陀落

十九歳の地図の中で、一つだけ毛色の違う作品だと思います。

主人公に姉がだらだら話しているだけの作品です。

この作品の主人公は自分のことをそれほど不遇だと感じていないような気がします。

兄は自殺していて姉は博打打と結婚しているのですが、本人自身は
大学にいっていると見せかけて遊びほうけています。

家族のために何もしてあげることのできない自分に腹が立つという描写もあるので、そのせいで無気力になっているのかもしれません。
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中上健次
十九歳の地図一番はじめの出来事」「十九歳の地図」「

丸山健二 さすらう雨のかかし

さすらう雨のかかし さすらう雨のかかし
丸山 健二 (1988/02)
文藝春秋
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町役場に勤める男が自分にそっくりの流れ者に出会い自分の人生はつまらないものだなぁと考えている話です。

なんだか自分も不安になってしまいました。

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丸山健二
さすらう雨のかかし

吉田修一 パークライフ

パーク・ライフ パーク・ライフ
吉田 修一 (2004/10)
文藝春秋
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公園で出会う男女の話です。二人は恋愛感情は持っていないようだけれどラストは意味深です。男女の機微はあまり理解できないです

ニーナ・シモン  アンジップト
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吉田修一
パークライフ

長嶋有 ジャージの二人

ジャージの二人 ジャージの二人
長嶋 有 (2003/12)
集英社
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夏の間だけ父親と一緒に別荘に住むという話で、後半の話はその翌年の話でそこに不仲の妻や、異母妹が加わってきます。

主人公は作家志望の自称フリーライターです。

このブログの趣旨に反するけれどもどういいか言葉にするのは難しいです。なんというか癒し系といった感じです。読後感がよいです。

読書を笑わせようとする文体もよいと思います。といううか飄々としている父と主人公の掛け合いが面白いと思います。

映画 パルプフィクション 交渉人 マトリックス エデンの東 惑星ソラリス トリュフォーの思春期 マタンゴ スペースバンパイア イルポスティーノ
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長嶋有
ジャージの二人

原作・狩撫麻礼 絵・たなか亜希夫 迷走王ボーダー 

ボーダー 1 デラックス版 (1) ボーダー 1 デラックス版 (1)
狩撫 麻礼 (2002/08)
双葉社
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長嶋有さんが影響を受けたといっていたといっていたので読みました。

拝金主義思想に対して反発する無頼者たちギャグマンガです。僕は拝金主義批判やニューミュージック批判には賛同しますが、学歴批判には賛同しかねます。

やはり高度な仕事には高い学力を持った人が就かなければならないし、
効率よく人材をそのポストに供給するには今のシステムしかないと思います。

この作品に出てくるキーワード的なものをメモしておきます

坂口安吾 織田作之助 

オーティス・レディング ボブ・マーレィ レイ・チャールズ

ブルーハーツ

ブルーハーツはこの作品では神格化された存在として書かれていますが
そこらのどうしようもないチンピラ(この作品で批判されている人と大して変わらないような)ですら自分を肯定するような感情を抱いてしまうような歌詞なので僕はブルーハーツにも100パーセント賛同することができません。

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乙一 死にぞこないの青

死にぞこないの青 死にぞこないの青
乙一 (2001/10)
幻冬舎
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先生に嫌がらせをされている小学生が妖怪のようなものを見るという話です。

コンプレックスを持っている小学生にお勧めしたい本です。

乙一さんの作品は二つともとてもすばらしいと思いました
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乙一
死にぞこないの青

乙一 暗いところで待ち合わせ

暗いところで待ち合わせ 暗いところで待ち合わせ
乙一 (2002/04)
幻冬舎
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殺人事件に巻き込まれた男が盲目の少女の家に逃げ込むという内容。

とてもおもしろかった。感動しました。

落ちが少し無理があるきがしたけど・・・

自分は軽い作品がすきなのかもしれない
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乙一
暗いところで待ち合わせ
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