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神田村通信 鹿島茂

神田村通信神田村通信
(2007/12)
鹿島 茂

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読みやすいけど、読まなくてもいいかも
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浅羽道明 大学で何を学ぶか

大学で何を学ぶか (幻冬舎文庫)大学で何を学ぶか (幻冬舎文庫)
(1999/04)
浅羽 通明

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少数者だからといって、それを恥じて他社に適応しようと苦しむのはつまらない。むろん、ひとに合わせるべきときに如才なくふるまえる社交性があれば、それにこしたことはないにしろ・・・・・・。
しかし、少数者だからといって、偉いわけではちっともないよ。世の中は多数者が働いていてこそ回転するわけで、きみだった、そのおかげで生活してこられたのだ。だからきみは、恥じず、また偉ぶらず、少数者として生きればよい。というよりも他には道は残っていない。


本書は浅羽道明氏の大学論である。要約すれば、大学で勉強したって就職になんてつながりゃしないということなのだが、あまりにも就職に拘りすぎているという印象を受けた。生涯賃金なんて、言葉が出てくるんだから。

自由にやった挙句に、既卒一年目で司法試験に合格してしまう浅羽道明がこういう本を書くところが少し鼻につく。

宮台真司 福山哲郎 民主主義が一度もなかった国・日本

民主主義が一度もなかった国・日本 (幻冬舎新書)民主主義が一度もなかった国・日本 (幻冬舎新書)
(2009/11/26)
宮台 真司福山 哲郎

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さっぱり

タレント評論家と学問

最近は若者に人気のある社会学者の書いたものを読むことが多い。

そのような社会学者の言説は、根拠のない、流言であり、個人の意見を述べているに過ぎないと批判されることがある。

私自身もそのようなことを感じることがある。

しかし、このような批判が正しいかどうかも私には判断しかねるところだ。

マックス・ウエーバーは社会科学を学ぶ者には馴染みの深い学者である。多くの人は彼を「アカデミック」な偉い人だと思っているだろう。少なくとも私はそう思ってきた。

しかしながら、彼の主著「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の主題はプロテスタントは禁欲的な精神をもつが故に生産性が高く資本主義の発生に大きく寄与したというものである。

これは宮台真司のまったり生活しなければ不幸になるという主張と信憑性や裏づけという意味で大して変わっていないと思える。

アカデミックであることと、単なる独りよがりの考えであることの間にはどのような違いがあるのか気になるこの頃だ。

東浩紀 笠井潔 動物化する世界の中で

動物化する世界の中で―全共闘以降の日本、ポストモダン以降の批評 (集英社新書)動物化する世界の中で―全共闘以降の日本、ポストモダン以降の批評 (集英社新書)
(2003/04)
東 浩紀笠井 潔

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・笠井潔1980年代のポストモダニズムはイデオロギー装置だと認識している。
・東浩紀は60年代の「転向」や「闘争」一部の論壇、運動業界の内部そして、特定の世代のみが関わったものであり小さなエピソードに過ぎないと感じており、80年代の消費文化をイデオロギーとは関係ないところで経験した。
・東浩紀は

シニカルかつスノッブに現実と距離を取っているつもりでありながら、全体としてかなり画一的な行動に駆動されてしまう。イデオロギーを必要としないそのような欲望のコントロールがいかにして可能になるのか、僕の関心はそこにあります。

と述べた。
・ジジェクの理論では、イデオロギーは無意識のもの。

東浩紀 批評の精神分析 東浩紀コレクションD

批評の精神分析 東浩紀コレクションD (講談社BOX)批評の精神分析 東浩紀コレクションD (講談社BOX)
(2007/12/04)
東 浩紀

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・文化に序列をつけてはいけない。
・動物がするポストモダンに対する反応として、動物化はいいことなのか悪いことなのかわからないという反応が多かった。
・東浩紀は作品そのものよりも、作品が生まれてくる背景に興味があるようだ。
・現代思想をやっていた時は書く動機がなく自分の頭の良さを証明するために書いていた。
・皆が馬鹿であることを考慮に入れて発言すべきである。知識人のリベラルな思想だけが、日本人の思想ではない。
・とにかく東浩紀は多様性を認める社会がよいと思っているようだ。
・斉藤環との対談で、音楽が画一化していっていることをあまりよいことではないと捉えているように感じられる発言があった。この対談は唯一、東浩紀のほうが保守的だと思える対談であった。

大塚英志 物語消滅論

物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」 (角川oneテーマ21)物語消滅論―キャラクター化する「私」、イデオロギー化する「物語」 (角川oneテーマ21)
(2004/10)
大塚 英志

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文学の側に対してこうすれば良いという提言が書いてあったようだが、何を言っているのか意味が取れなかった。

木田元 なにもかも小林秀雄に教わった

なにもかも小林秀雄に教わった (文春新書)なにもかも小林秀雄に教わった (文春新書)
(2008/10)
木田 元

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以前NHKの爆笑問題のニッポンの教養という番組に木田元氏が出演していました。その中で、大学に入り語学に没頭したら、絶望が治ったといっておられました。それを聞いたときなんだか坂口安吾のようだなと思ったのですが、本書には木田元自身も坂口安吾を引き合いに出し、自身の絶望の解消した時のことを説明していました。

ところで、木田元は何でもかんでも神という言葉で説明しようとするキリスト教的な哲学に自分との縁遠さを感じ、キリスト教と関係の薄いハイデッガーを読んでみたいと思い、大学の哲学科に進まれたそうです。

私もスピノザやキルケゴールを読んで神という言葉を使い説明する姿勢に落胆させられましたので、少し共感するところがありました。

佐々木敦 ニッポンの思想

ニッポンの思想 (講談社現代新書)ニッポンの思想 (講談社現代新書)
(2009/07/17)
佐々木敦

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私は以前、宮台真司のことを「当事者意識が欠けている。自分はどうなのだ。」と批判めいたことを書いた。後で気がついたのだがそれは、保坂和志からの受け売りだった。

なぜそのように批判したかといえば、宮台氏の主張が「本ばかり読んでいないで、バカ話だけをしていろ。」といっているように感じたからだった。

しかし本書では、浅田彰、カラタニコウジン、蓮見重彦といったニューアカと呼ばれた世代のほうが世間から遊離しており、宮台真司、大塚英次ら90年代以降の思想家の方が現実の社会問題を扱っており、より親大衆的、親弱者的であると述べられていた。佐々木氏は浅田彰の選良主義を説明するに当たって、オウム事件の直後、世間から非難轟々の中沢新一との対談から次のような趣旨の引用をした。

オウムみたいな馬鹿と中沢新一は全く関係なく、中沢が反省する必要はない。

この発言から佐々木敦は90年代の思想家と浅田彰の違いを説明した。曰く、90年代以後の思想家は馬鹿を無視するのではなく、馬鹿が発生するのはなぜなのか、どうにかすることはできなかったのかを考えるとのことだ。

言われてみれば宮台は、秋葉原での無差別殺人事件が起こった際に、激しく憤ったとどこかで読んだ。

自分の言うように生きれば、あのような事件を起こす人間にならなかったであろうという気持ちがあったのだろう。

確かに一面では宮台のいうことは正しい気がするが、彼の言うような世の中になってしまった以上これ以上人類が生きていくことに意味があるのかという気がしてくるのでやっぱり、宮台には賛成しかねる。




他にもいろいろ書いてあったが忘れました。

ビートたけし 午前3時25分

午前3時25分 (OHTA BUNKO)午前3時25分 (OHTA BUNKO)
(1993/05)
ビートたけし

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武は昔から芸術が好きですね、私もそうなのですが固有名詞だけはやたらと知っていて、確信には入り込めない。そんな感じがします。その分歴史は記憶しようと努力していたようです。中上健次と鈴鹿に行ったこと、吉本隆明との対談が流れた事など知らなかったことが知れてよかった。

養老孟司 バカの壁

バカの壁 (新潮新書)バカの壁 (新潮新書)
(2003/04/10)
養老 孟司

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以前内田樹氏との対談本を読んだ時、養老氏は内田樹氏に比べると、左がかった印象を受けたのですが、本書では個性を否定的に捉えており、社会適応性をポジティブなものと捉えているように読めたので氏の考えがよくわからなくなってしまいました。

しかしながら、本書でも東京大学にいたときは如何に自分が抑圧されていたかということが書かれていたので、やはり多少はリベラルな思想の持ち主でもあるようです。

それでも頭がよいということの重要な要素として、社会適応性をあげていたので基本的には保守的な方なのだと感じました。
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