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鹿島茂 ドーダの近代史

ドーダの近代史ドーダの近代史
(2007/06/07)
鹿島 茂

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すべての表現人間の行動を「ドーダすごいだろ」と他人に自慢する気持ちの表れだと解釈できるとするのがドーダ理論です。
小学生でも思いつきそうな理論ですが、これを用いて近代史を読み解くというのが本書の狙いです。

結論
西郷隆盛、頭山満的なハードコア質素・倹約・道徳主義が、徳が無く、才がある人材の登用を阻み、それが、太平洋戦争にまで繋がったのである。

ポルポト・ヒトラー・スターリン、金が全ての元凶だといったものたちは悉く大量虐殺者となりました。
質素倹約はやはり、よくないことなのですね。

その前の章では中江兆民について彼の生い立ちから考察しています。

中江兆民はシニフィアンからシニフィエへと興味の対象を変化させました。そのターニングポイントとなるのは、当代随一のフランス語の使い手として、フランスへ留学したものの、小学生と同じクラスへ編入されてしまったこと、そのことで、フランス語ではネイティブには全く適わないことを再認識し、自分にも何とかなりそうな、言葉の持つ意味へと興味の対象を移したのです。これはいわゆる素読式学習法と同じで、この場合にはどれだけ本を読んだかは問題ではないというのが鹿島氏の見解です。

そもそもルソーは政治学者というよりも文学者に近い資質を持っており、表面上の意味内容よりもむしろ、そのほとばしるエナジーのほうが重要だとのことです。

私も社会契約論やプロ倫などを読んだことがありますが、内容は対して読み取れていないので、氏の言うことが正解であってほしい気持ちがあります。

中江兆民晩年の書、三酔人経綸問答の中で、豪傑君というキャラクターに中国へ進出し、君主ごと移り住むのがよいと言わせています。これはマキャべりの君主論の中で、どうにも統治できそうに無ければ、君主が移り住めという記述があり、それに基づいてかかれた文です。

私もこの一説に記憶があります。ドーダ!

中江兆民はこのような、倒幕運動をやっているような武士が大嫌いだったのだが、意に反してこのようなものたちを自由民権運動に引きずり込んでしまったと鹿島氏は考えています。

その前章では西郷隆盛について論じられています。

西南戦争における、西郷の負けるが価値の精神が、太平洋戦争まで、続いていたと、鹿島氏は言っています。

その前章は水戸学についてです。水戸学は水戸光圀の将軍になれそうでなれない、微妙な立場から生じる鬱屈の産物だとのこと。

いろいろ書いたが間違いも多いと思うのあまり真に受けず読んでみてください。
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